暦(こよみ)とおもてなし

日本のおもてなしは、暦である二十四節気にそった暮らしの実践です。季節に合った衣服、季節に適したしつらえ、旬の食材を使った料理…そこには生活を豊かにするおもてなしの精神が宿っています。

小雪(しょうせつ) 2020年11月22日

新嘗祭のころ

冷え込んでくる時期

お米は1年のエネルギーが凝縮

冬至を迎えるまでは日に日に日没が早くなります。
日中はまだ暖かいですが、朝晩は冷えた空気に包まれます。

新嘗祭があり、収穫も一区切りつく季節です。
お米は、1年のエネルギーが凝縮している種ですから、新米からエネルギーをいただくことができるでしょう。

また、昔の新嘗祭が現在は勤労感謝の日になったそうです。
お米をいただき、元気に勤労する(活動や生産する)循環が生まれてくるように思います。

立冬(りっとう) 2020年11月7日

新しい季節のめぐり

冬の始まり

10月31日はハローウィン

土用の期間を終えて、立冬を迎えました。
立冬の「立」は、新しい季節になるという意味があります。
秋から冬への節目です。

今年の収穫を味わう季節です。今年の収穫を祝いながら、今年のまとめをするような時期となっています。

夜明けも遅くなり、日暮れも早くなりますので、少しゆったりとした気持ちで生活をしていくことをお勧めします。

霜降(そうこう) 2020年10月23日

初霜の知らせ

秋が深まる

10月31日はハローウィン

日中が短くなり、夜が長くなっています。
霜降は、露(つゆ)が陰の気に結びついて霜(しも)となって降ってくる季節です。

植物や作物も実をつけて、種をたくわえる収穫の時期ですが、私たちも春分からの成長の一つのサイクルの終わりを迎えようとしています。そして、自分の中に経験や気づきをとおして種なる叡智を蓄えました。

そして、徐々に翌年の流れが入り、空間が切り替わる変容の季節です。今年の収穫を受けつつ、来年へ意識を向けてみるのもいいでしょう。

寒露 2020年10月7日

空気が澄む季節

季節は完全に秋へ

寒露は草にやどる冷たい露

寒露は、草に宿る冷たい露のことをいいます。

日中晴れると汗ばむ時もありますが、朝晩の空気は冷たく感じられます。

秋の長雨が落ち着き、空気の澄んでくる季節です。  
季節は夏から秋へ完全に移行しました。湿度のない季節のため、晴れるととても爽やかです。

秋の夜長という言葉がありますが、自分1人の時間をつくり、自分磨きの時間にしたり、心と体のケアをするにはとてもいい季節となりました。

秋の観光シーズンのため、観光業に携わる人は忙しい時期を迎えることと思いますが
お休みの日はゆっくりと自分のために時間を使っていただき鋭気を養っていただきたいと思います。

秋分 2020年9月22日

暑さ寒さも彼岸まで

秋の収穫を感謝する

実りの秋

秋分が近づくにつれ、空気が乾いてきて、日暮れも早くなり、
さわやかに感じる日が増えてきました。

秋分の日は、お墓参りをしたかたも多いと思います。
春分と秋分は、真東から昇った太陽が、真西=極楽浄土に沈むことから、なくなった人をしのぶ日とされています。

実りの秋をむかえ、秋の味覚を楽しむ季節です。

9月は季節の変わり目とともに夏の疲れが出やすいため、季節の食べ物を食すことをお勧めします。季節の食材は、体を調整してくれる働きがあるそうです。

白露 2020年9月7日

日中はまだ暑いけど

秋の訪れを朝晩に感じる時期

夜は虫の音色が聞こえてきます

朝晩は、空気が冷えてくるようになりました。日が沈む時間が早くなり、気温も低くなって、ようやく夏が終わることを感じられます。

白露は草の葉に白い梅雨が結ぶというい意味です。

季節は秋、収穫の秋です。草花は花を咲かせた後に結実に向けて、内側にエネルギーをためています。お米の稲穂も次第に大きくなっていく頃です。

私たち人間も春分の日からスタートしたことの収穫を感じられる時期です。半年かけて何を育ててきたのでしょう。半年前と比べて成長を感じられることもあるでしょう。

少し早く感じられますが、来年へつながるプランづくりも潜在意識では始まっているようです。

 

処暑 2020年8月23日

温まった大気に冷気が入る

夏の暑さが峠を越えて収まる

冷気により台風が起こりやすくなる

長い梅雨が開けたと同時に厳しい暑さが数週間続きました。暑さのピークは若干やわらいできたように思います。

季節は処暑。「処」は収まるの意味です。夏の暑さが収まる時期。温められた大気に、冷気が入ってくる季節となります。そのため、台風が起こってくるそうです。

季節は秋に向かい、草花は実をつけていく時期。私たちの今年の成長も実を結ぶ時間へと入ります。今年の経験から得たこと(叡智)を種に入れるような、ここまでを整理するような時間に入ります。

夏の疲れも出やすい時期ですから体のケアをすることも大切です。また、暑くて夏の間できなかった整理整頓などもしやすい気温となってくるでしょう。

立秋 2020年8月7日

もう秋の気配

暦のうえでは秋

秋の気配が所々に表れてくる

今年は梅雨明けが8月に入ってからでしたが、梅雨が開けたら、暦のうえではすぐに立秋という流れになりました。連日猛暑日ではあるものの、午後には涼しい風を感じることもあり、夏の盛りは過ぎつつあるのを実感しています。

立秋は、秋の気が立つという意味です。日が沈む時間も確実に早くなり、暑さ厳しい中においても季節の移ろいを感じます。

お盆の時期に入ったこともあり、夏を思いっきり感じきって、自分を遊ばせてあげることも必要だと思います。遊びは、ゆとりをもたらせてくれるそうですから、秋以降の流れを良きものにするためにもまとまった時間で自分を楽しませてあげる時間も持つことをお勧めします。

大暑 2020年7月22日

梅雨明けの時期

本格的な夏の到来

夏を思いっきり楽しむ

今年は梅雨明けが例年より遅いようです。昔は一つ前の小暑の時期が梅雨明けの時期だったそうです。

大暑は本格的な夏の到来です。また、7月19日〜8月7日の立秋までは土用の期間に入っています。土用の期間は次の季節(秋)に向けて準備をしていく時です。

夏は夏休みもあり、自分の好きなことに時間を使える時期です。また、夏の気候も私たちを活動的にさせてくれます。春の季節からおもてなしや衣食住などについて学んできたことや情報収集してきたことを表現してみることをお勧めします。それにより秋の収穫にも変化が現れてくるでしょう。

 

小暑 2020年7月6日

本格的に暑くなる

梅雨の真っ只中

梅雨の合間の晴天は暑くなる

夏至により最大限に高まった太陽高度は徐々に傾きますが、暑さは本格的となり、晴れた日は夏の到来を思わせます。小暑は、どんどん暑くなるという意味があります。梅雨の真っ只中でもあるので、蒸し暑い日が多く、雨が集中する季節です。

草木の成長もひと段落し、結実していくための準備に向かいます。私たちも新年度からスタートしたことを秋の収穫に向けて定着させるための試行錯誤を繰り返します。梅雨の時期でもあるので外に向けて働きかけるというよりは、修正などをしながら力を蓄える時期に適しているのかもしれません。

 

夏至 2020年6月21日

今年の活動の一区切り

夏至のエネルギー

太陽エネルギーが最大限に降り注ぐ

夏至は太陽高度が90度になり、1年のうちで最も昼間が長い日です。春分の日から太陽のエネルギーをたくさん浴びてきましたが、夏至の日を最後に、次第に昼間の時間が短くなっていきます。

春から夏にかけて成長してきた自分の器に、新しい要素が入り込むのが夏至と言われています。自身を取り巻く環境や関わっていることを見渡してみましょう。
どのようなおもてなし体制ができつつありますか?
それがはっきりとわかってくるのは秋の収穫の頃かもしれません。今年実るものもあれば、来年または数年後に実るものもあるので、今年の実りがなかったとしてもがっかりしないでください。

また、田植えも終盤になり、春から忙しく過ごしてきたことに
ひと区切りをつける時期です。梅雨を迎えている時期でもあるので、今年の半分をゆったりと振り返るのもおすすめです。

芒種の季節 2020年6月5日

エネルギーが高まります

芒種は活発に動く時

田植えの全盛期

夏至前の季節。日差しが強くなり、晴れの日は夏日になることが増えて、夏の季節を感じます。昼間の長さが夜の長さよりも圧倒的に長くなり、エネルギーの強まりとともに木の葉が満ち満ちと茂っています。

芒種とは…稲や麦などの穂先がとがった植物を芒(のぎ)と言いますが、それらの植物のタネを撒くという意味があります。この時期が田植えの全盛期です。

また、植物だけではなく昆虫などの虫も飛び回り出す頃ですが、水田の水を頼りに蛍が飛んでいる風景を見ることができる地域もあるでしょう。

万物のエネルギーが高まっている時期ですから、自分自身の活動やおもてなしへの取り組みも高まります。
そのエネルギーを制限することなく、発揮していくことが、実りの秋の収穫に何らかの形であらわれてくることでしょう。

小満の季節 2020年5月20日

好奇心のおもむくままに

小満は成長の季節

この時期、草木はまだまだ成長する

日差しが強くなり、夏日と言われる日もちらほらある季節。小満とは、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることを表しています。

この季節は、新しいことを始めたくなったり、取り入れたりしたくなります。好奇心が旺盛になり、あちこちに出かけたくなったりするかもしれません。そこで、おもてなしにつながる情報やヒントを得ることもあるでしょう。

生活や仕事にも今年らしい新しいエッセンスを取り入れてみることをお勧めします。

また、新年度がスタートして新しいことを始めてきた場合は、この時期に「間引き」をすることもお勧めです。必要なものとそうでないものを整理し、必要なものに時間とエネルギーを注げるよう環境を整えます。

自分一人で決定できないこともあると思いますが、その場合は仲間に相談したり、他者の意見を聞きながら進めるのがいいでしょう。お互いの意見を尊重しつつ、目指すことを明確にしながらコミュニケーションを取ります。多少の摩擦はお互いを理解し合える良い機会と捉えると深刻にならずにすむでしょう。

立夏の季節 2020年5月5日

夏へ向けた準備

立夏は夏の始まり時期

立夏をむかえました

立夏は夏の始まりです。
いよいよ衣替えも終えて、夏の準備に取り掛かる頃です。

草木は若葉の萌黄色(もえぎいろ)から緑色へ変化し、葉も徐々に大きくしっかりと成長していきます。

この時期は植物も人も成長へ向けたエネルギーが高まります。しかし、自分のエネルギーが高まらない時もあります。そんな時はゆっくりと体や心を休める時間を持つことをお勧めします。

2020年は特に外に向かって積極的に行動を起こすことが難しいと思います。そのような時は自身の内面に…気持ちの整理をしたり、体のメンテナンス、断捨離も良いでしょう。

新しいことを外に向かってスタートしにくい時は、土台づくりとして、葉ではなく根を育てる時期にすることができます。

土用の季節(雑節)

季節の変わり目

土用は次のおもてなしを考える時期

季節にあったしつらえや小物

土用の季節は、年に4回あります。
立春、立夏、立秋、立冬を迎える前の18日間が土用の 時期です。

この時期は土を触らないことが求められます。つまり、新しいことを始めない時期。そのため、次にしたいことなどを考えたり、計画を立てたりする時期にあてます。

季節の変わり目、次の季節のおもてなしに向けて部屋のしつらえを考えたり、衣服の準備などに適しています。

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