日本おもてなし協会の考えるおもてなし

オリンピックと“おもてなし”

2019年1月27日

スポーツジャーナリストの二宮清純氏の講演を聞きました。主に東京オリンピック・パラリンピックの話でしたが、1964年の東京オリンピックと2020年の東京オリンピック・パラリンピックを比較して以下のように話していました。

1964年のキーワードは「成長」「効率」
そして、2020年は「成熟」「快適」

1964年時の日本は高度成長期でしたが、2020年は65才以上の人口比率は30%となり、1964年の比率6%と比較すると大幅に増えて、まさに高齢化社会である。

また、1964年時は何よりも「効率」が優先されたが、今の日本社会は高齢化で成熟社会であるから「快適」を優先し、高齢者や障がい者に配慮した街づくりを考えていくことについて話していらっしゃいました。

また、私の中で印象に残っているのは「歩きスマホ」についてです。
日本は東京オリンピック・パラリンピックで「おもてなし」を掲げていますが、歩きスマホはおもてなしに反する行為ではないかということです。混雑している道で歩きスマホをしていたらぶつかって危険ですし、道に迷っている人へ気がつくこともできないでしょう。

駅のエスカレーターでも片側をあけて歩行することをやめるような動きも出ています。

おもてなしは、道案内や綺麗な街づくりなどに目が向きがちですが、私たちが普段の生活の中で便利さや効率を優先して行なっている危険な行為をやめることも、外国からのお客様をお迎えするのに必要なことだと思いました。オリンピック・パラリンピックをきっかけに今までなんとなく見過ごしていた悪い習慣を見直すことができたらよいのではないかと思います。

 

 

”おもてなし”と”サービス”の違い

2018年12月15日

「おもてなし」と「サービス」の違いについて簡単な定義としては、

サービス…お店や組織などが提供する商品そのもの。提供する側がサービス内容を設定している

おもてなし…そこが提供する商品に限らず、人が求めているものを提供すること

大きな違いは、サービスには料金設定がありますが、おもてなしには料金設定はありません。飲食店で言えばコース内容によって料金が違うのがサービスです。

一方のおもてはしは、お客様が喜んでくださることをすることですから、コースの違いや料金設定に関わらず楽しい会話をしたり、その中でできる気遣いや心遣いをすることと言えるでしょう。

もっと言うと一期一会の精神に近いものがあるかもしれません。お客様とせっかく時間の共有をしたのですから、お互いのその場を楽しむ、良きものにすることがおもてなしの原点だと思います。

どんなにお料理は最高だったとしても、部屋のしつらえがいき届いていなかったり、そこに人と人との交流がなかったとしたら…本来のサービスを活かすこともできないでしょう。

日本のおもてなしを考える

2018年8月11日

東京オリンピック・パラリンピック開催まであと2年となりました。先日、当協会に「おもてなし講座」に対する問い合わせがありました。都内で市民活動をするかたを対象とした講座を企画されているそうです。

その問い合わせを受けて、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックの準備に向けて動き出していることを感じました。

日本のおもてなし、衣食住や文化がここ数年、世界中から注目されています。それは、インバウンド旅行者の増加にあらわれていると思います。
しかし、日本人からすると日本のおもてなしはあまりにも日常であたり前すぎるために、外国人がどんな部分に魅力を感じていらっしゃるのか、日本人にとってはその違いを感じにくいのかもしれません。

また、「おもてなし」という言葉が概念的であり抽象的であるために説明するのがとても難しいと感じています。そのあたりを追求してみたいと思い、このブログを書くことを始めました。日本人として、「日本のおもてなし」と「他国のおもてなし」の違い、「おもてなし」と「ホスピタリティ」の違いなどを書きながら、日本のおもてなしを考えてまいります。

 

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